2-7 (デューストゥーセブン) シングルドローはドローポーカーの一形式で、別名「カンザスシティ ローボール」といいます。ローボール ゲームでは、ランクが最も高いカードを持つプレイヤーが勝つテキサスホールデムやスタッドとは逆に最強のローハンドを持つプレイヤーが勝者となります。ボード ゲームのホールデムやオマハと同じようにブラインドやボタンを使用します。アンティを使用する場合もあります。シングルドローでは、カードを 1 回捨てて引き直すことができます。「スタンド パット」(カードを捨てないこと) を選択することもできます。
まず、2-7 の役の強さはほかのローゲームとは異なることを理解してください。2-7 ではストレートとフラッシュは役とみなされローハンドに負けます。A は常にハイカードになります。最高のハンドは 7-5-4-3-2 です。2-7 のハンドを最弱 (#1、ポット獲得はほぼ無理) から最強 (#16、ナッツ) の順に並べると次のようになります (注: これですべてではありません)。
ドロー ゲームでは強制ベットのブラインドを使用します。ディーラーボタンの左のプレイヤーがスモールブラインド、そのプレイヤーの左にいるプレイヤーがビッグブラインドを置きます。通常、スモールブラインドはビッグブラインドの半分です。またローボールではブラインドに加えてアンティという少額の強制ベットを置くことがあります。
各プレイヤーに 5 枚のカードが伏せた状態で配られます。続いてベッティング ラウンドが行われ、コール、レイズまたはフォールドすることができます。最初のベッティング ラウンドが終了したらドローを選択できます。(手を強くするためにカードを捨てて新しいカードを引くこと) を選択できます。捨てたいカードを選んで [捨てる] ボタンをクリックします。5 枚のカード全部を捨てることもできます。すでに強いハンドができている場合は「スタンドパット」、つまりカードを捨てないことも選択できます。ドローが終わると次のベッティング ラウンドが行われます。(先行するプレイヤーがベットを行った場合は) ベットまたはフォールドします。誰もベットしていない場合はチェックすることができます。この時点で 2 人以上残っている場合はショーダウンとなり、一番強い役を持つプレイヤーがポットを獲得します。
次のような順序でプレイが進行します。
ドロー ゲームではデッキに残っているカードでは足りなくなることがあります。その場合カードがリシャッフルされ、新しいデッキでプレイを続行します。ドロー ゲームでのリシャッフルの詳細は「デッキのリシャッフル」をご覧ください。
5 枚のカードで最高の 2-7 ハンドを作ったプレイヤーがポットを獲得します。勝者が決定すると次のゲームが開始します。
同じ強さのハンドが複数ある場合はポットを等分します。スートの強弱は勝敗に関係ありません。A をハイでもローでも使えるほかのロー形式やハイ/ロー形式とは異なり、2-7 では A は常に最高のハイカードとなります。
ローボールではテキサスホールデムなどのゲームでは通常強いとされるハンドの多くが弱いハンドとみなされます。ペア、トリップス (スリーカード)、ストレートおよびフラッシュはハイハンドとみなされ、ローボールでは弱いハンドとなります。ノーペアの場合、最高ランクのカードを持つプレイヤーが負けます。たとえば 9-6-5-2-3 と 10-9-6-2-3 では前者のハンドが勝ちます。2-7 ゲームでは、A はハイカードとみなされ、J-9-7-3-2 と A-9-7-3-2 では前者のハンドが勝ちます。最高のハンドはスートの異なる 7-5-4-3-2 です (ローハンドで A がなく、ストレートでもフラッシュでもありません)。2-7 ローボールという名前はこれに由来します。
2-7 シングルドロー ポーカーをご存知でない方は、実際に遊んでみてゲームの感覚をつかむことをお勧めします。Staruniv の無料ポーカー テーブルでスキルを磨いてから、リアルマネー ポーカーをプレイしましょう。
その他のドロー形式ゲームをプレイしたい方は、同じく人気のトリプルドロー 2-7 ローボール、ファイブカードドロー、バドゥーギをお試しください。どれも大人気のテキサスホールデムとは趣きが異なるため良い気分転換になります。またポーカー トーナメントも開催しています。
2-7 シングルドローのほかにもたくさんのポーカー種目を提供しています。詳しくは「ポーカー ゲーム」をご覧ください。